アロマテラピー

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーは、ルネ・モーリス・ガットフォセによって名付けられました。彼が火傷を負った際に、ラベンダーのエッセンシャルオイルを塗布したところ、痛みが軽減し火傷痕もきれいになったことから、その効能をアロマテラピーという本にまとめたのが始まりです。しかし、言葉自体はそこから生まれたものの、香りによる治療行為や香りを有効活用することは紀元前から行われてきました。エジプトのミイラ作りにも防腐効果のある香料が使われています。またイエス・キリストが誕生した際に三賢者が贈ったとされるのも黄金と、乳香・没薬という香料でした。ちなみに、東方からわざわざ持ってきてくれた香料ですが、乳香はフランキンセンス、没薬はミルラというアロマオイルとして、現在では簡単に入手できるようになりました。また、古代インドでは植物のもつ薬効などを体系化してまとめアーユルヴェーダ哲学として発展しました。 中世になると、香りの文化は香水やハーブへと姿をかえていきます。香水は純粋に香りを楽しむものでしたが、ハーブは植物の持つ香りや薬効によって健康を促進するのが目的の、医学ともよべる療法です。イスラム圏で発展したアラビア医学では、蒸留によるエッセンシャルオイルの製法を確立し、これがヨーロッパにもたらされアロマテラピーの原型となったといわれています。